犬の車椅子#52

ミニチュアダックスのケンちゃんの車椅子

ミニチュアダックスケンちゃんの歩行器

少し前から突然立ち上がるのが難しくなったケンちゃん!
まだ身体を支えるとヨチヨチと歩くことはできます。

このところほぼ寝たきり状態でストレスも溜まっているみたいとのことで、少しでも立たせてあげたいということで車椅子のご注文をいただきました。

採寸時も寝ちゃってて・・・(笑)
起きているのかわからないような状態でデモ機にて計測しましたが、今回は歩くというよりも、部屋で車椅子にのって休むということをメインに考えていたので、フル四輪で顎のせタイプで製作しました。
後脚の筋肉が少し固まりつつあり、膝が曲がった状態なのでデモ車椅子にのっても正確な数字が計測できません。
このような場合は、伸ばしたり、曲げたりして今の状態で一番理想的な高さを予測します。
ここらへんがやはり経験がないと難しい作業になりますのでご自身で採寸される場合は注意してください。

ご覧の通り、お部屋用ということもあり極力軽めに製作しました。後輪も外に出さず、前輪の補強フレームも外して軽量化を図りました。

顎乗せ用に持参したクッションがピッタリだったので装着すると・・・・立ったまま寝てました。(笑)

30分くらいで少し目覚めたみたいということで再度車椅子にのってもらうと、よろよろと動きだしました。
痴呆が少し入ってきたとのことで症状特有の一定方向への旋回にはなりますがそれでも立って歩くことは非常に大切です。車椅子というよりも歩行補助器ですね。

ここ数日夜鳴きするようになったとのことで、その時に車椅子に乗せてみてくださいとアドバイスしています。
老犬の夜鳴きは、立てないわんこが「立たせて~」とか「向き変えて~」とかの欲求で主様を呼ぶことが多いです。
このような場合、車椅子に乗せてあげると大人しくなるということが業界では広まっています。

少しでも長く一緒にいれることを願っています!

※注意事項
犬の車椅子・歩行器は、製作工房か動物病院で測定しながら製作者と打ち合わせてください。
ネットでの購入は、測定誤差がかなり発生するうえ、症状や個体の体型によってパーツの位置調整や、オプションが必要になってきます。
当社では、ご自宅へ訪問する形にて、極力わんちゃんの慣れた環境でデモ機を持参して測定します。
装着時の写真や、動画を製作者に送りジャストフィットな犬用車椅子に仕上げます。
また全国的に人気がある犬の車椅子屋さんはどうしても納期が数ヶ月掛かる場合があり、その間にも症状は急加速していきます。
弊社は基本1-2週間です。福岡、北九州、大分、山口方面の方は是非ご相談ください!

れいんぼーCARTは日本で唯一可愛いさにもこだわった犬の歩行器です。

//福岡・北九州犬の車椅子専門店
福岡県内なら頑張って測定に伺います!
犬とくらす株式会社 TEL:093-777-8853