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車椅子の測り方

犬の車椅子の測り方

よく犬の車椅子を販売するホームページでサイズを測って送っていただければ製作可能とうたって ることが多いですが、実際に採寸は非常に難しいものです。
プロが現地で数回採寸しても誤差が生じる場合がございます。

弊社では採寸用のデモ車椅子を持ち込み実際にそれに乗せた状態で数回に渡 り採寸を行います。
このため、「このデモ機より後何センチ高く」とかの判 断が可能になになります。
特に後脚の長さを図る場合は、寝たきりの仔などを吊って図るとまず正確な採 寸はできません。
また爪先まで含むのか、ベタ脚なのかによっても数センチ 以上の違いがあります。
さらに4輪の場合は、体重を車椅子にしっかり預けれるように少し低めで製作します。

お腹の長さも丸まっているスタイルと後重心スタイルとではかなりの差が生じます。
4輪は特に前脚をいれるベルト位置がずれると使い物になりません。
中型犬以上になると図り方一つで10cm以上の誤差が生まれます。
このような誤差が生じるとまずフィットしたものにはならず、車椅子にのることで怪我をする可能性もでてきます。

上記をご理解いただいた上でご自身で採寸を行いネットから注文したいとい う方は、できればデモ機を手配してもらえる業者かサイズ調整が可能な犬の 車椅子をご検討されたほうが無難です。

以下ご自身での採寸ポイントです。
まっすぐに立たせた状態でおこなってください。
立てない場合はかなり誤差が生じます。

 犬の車椅子の測定法01

犬の車椅子の測定法02

A.胸からお尻
・前脚つけね前方部からお尻まで

B.前脚の長さ
・爪先ぎりから脇付け根まで
・ベタ状態から脇付け根まで

C.前脚の幅
・付け根部分の幅

D.後脚の長さ
・爪先ぎりから脇付け根まで
・ベタ状態から脇付け根まで
※簡易足輪をつくって吊ってあげてください。足輪中央部の接触面と地面との距離になります。

E.後脚の幅
・付け根部分(もも)の幅

F.身体の幅
・一番出っ張って幅が広い部分
※板で軽く全体を挟んでください。

G.お腹の長さ
・前脚付け根内側と後脚付け根内側の距離
※確実に背中をまっすぐにして、後ろのめりになってないかも確認してくだ さい。

H.胴回り
・前脚付け根付近の胴回り

I.中央部体高
・胴体中央部の高さ

上記がわかればある程度の車椅子は注文が可能です。
A(胸からお尻)=C(前脚の幅)+E(後脚の幅)+G(お腹の長さ)
に近い数字になります。
お尻が出っ張る分だけ少し不足してる程度の数字だとOKです。

これを3回くらいやって整合性をだしてください。
プロがやっても30分は掛かりますので1時間程度は余裕をみて採寸をおこな ってください。

※注意事項
犬用車椅子は、製作工房か動物病院で測定しながら製作者と打ち合わせてください。
ネットでの購入は、測定誤差がかなり発生するうえ、症状や個体の体型によってパーツの位置調整や、オプションが必要になってきます。
当社では、ご自宅へ訪問する形にて、極力わんちゃんの慣れた環境でデモ機を持参して測定します。
装着時の写真や、動画を製作者に送りジャストフィットな犬用車椅子に仕上げます。
れいんぼーCARTは日本で唯一可愛いさにもこだわった犬の車椅子です。

//犬用車椅子専門店
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犬とくらす株式会社 TEL:093-777-8853